お薦めしたい本のご紹介~中原建設の本棚~

本のご紹介

中原建設には育児に関する本や絵本が置いてあります。近所の子どもたち、パパやママ、子どもに携わる方々に是非読んで頂きたいです。学校などで読み聞かせボランティアをされている方も、是非ご参考くださると嬉しいです。

てぶくろ
ウクライナ民話 エウゲーニー・M・ラチョフ/え うちだりさこ/やく

おじいさんが雪の森の中に、手袋を片方落としました。くいしんぼうねずみが手袋を見つけ、その中で暮らすことにしました。そこへ、ぴょんぴょんがえるや、はやあしうさぎ、おしゃれぎつね、きばもちいのしし達が次々とやってきて仲間に入り、手袋は今にもはじけそうになります。やがて落としたことに気づいたおじいさんが戻ってきて、連れていた犬が吠えたてると、驚いた手袋の中の住人たちは、森のあちこちへ逃げていきます。ウクライナの民話を絵本にしたもの。仲間が加わるごとに、梯子(はしご)がつき、庇(ひさし)が伸び、窓がつき、煙突からは煙も出て、手袋はまるで家のようになり、動物たちの楽しそうな共同生活が想像できます。民族衣装を着た動物たちが繰り返す会話も、リズミカルで楽しくなります。

ウクライナに一日も早く平穏な日常が戻りますように・・世界平和を祈ります。
今日
作者未詳  下田昌克(イラスト)伊藤比呂美 (翻訳)

赤ちゃんを育てている母親たちを励ます詩。
ニュージーランドを中心とする英語圏に、赤ちゃんを育てている母親たちにエールを送る詩が伝わっています。子どもの世話に大わらわで、余裕をなくしているお母さんに、〝いま、かけがえのないこの子をいつくしんでやれているのなら、それで大丈夫だよ〟とやさしく寄りそう詩行は、世界中の養育者を励ましています。その英詩に、ふさわしい日本語訳と絵により、たしかな形が与えられました。すべてのお母さんに贈る、小さな本です。
育児の百科(上)(中)(下)
作者 松田道雄

出版から35年もの歳月が過ぎた今でも支持され続けている、医師の松田道雄さんが書いた育児書。この本は、“ 子どもの立場から育児を考えること ”、 “ 孤立した母親を支援すること ” この2つが基本となっています。 出来る限り多くのパパやママに読んで頂きたい本です。
ジャーニー 国境をこえて
作者 フランチェスカ・サンナ 訳 青山真知子  

いつかきっと、安心してくらせるところへ、たどりつけますように。

戦争がはじまり、なにもかもがめちゃくちゃになった――。安全な国をめざして森を抜け、海を渡り、母と子のながいながい旅が続きます。子どもの目線で語られる、心を揺さぶる物語。グラフィカルなイラストレーションが美しく、発表以降たちまち20ヵ国語に翻訳された注目作です。

わたしのせいじゃない
―― 責任について ――
作者 レイス・クリスチャンソン 絵 デイック・ステンベリ 訳 にもんじまさあき

この本はスウェーデンで生まれたシリーズの一冊です。スウェーデンの学校で行われている「オリエンテーリング科」という教科で人間の生き方や社会の様々な問題に目を向け、友情、孤独、幸福といった人間関係の大切なテーマが扱われています。この『わたしのせいじゃない』は、ややシリアスな内容を捉えており、本の後半の写真は多くの事を語りかけています。いじめについて、この本をきっかけに子どもたちとの話し合いに活かせたら良いと思います。
オットー
戦火をくぐったテディベア
作者トミー ウンゲラー 原著 Tomi Ungerer 訳 鏡哲生 

第二次世界大戦のなか、数奇な運命をたどったテディベアの実話の本です。「戦争」により翻弄された人々の姿を1匹のテディベアの視点で描きます。戦争はいろいろな人の人生や運命を変えてしまう。その無情さを、この愛らしい染みのついた“オットー”を通して伝えてくれるようです。しかし、この実話をもとにした物語は最後に信じられない奇跡を起こしてくれます。それは、温かでささやかな生きることへの「希望」を私たちに与えてくれます。
はじまりの日
作者 ボブ・ディラン 絵 ポール・ロジャース  訳 アーサー・ビナード 

「Forever Young」は、ミュージシャンであるボブ・ディランが生まれた息子のために作った歌です。アーサー・ビナードが日本語で訳していて、シンプルな言葉ですが心に響く言葉で綴ってあります 。絵もとっても素敵で、要所々々に著名人が描かれています。見つけてみてください。「forever young」をBGMで流しながら読むのもGOOD!
オレ、カエルやめるや 
作者 デヴ・ペティ 絵 マイク・ボルト 訳 小林賢太郎  

カエルの親子の陽気な会話で繰り広げられる自己肯定の物語です。カエルはカエルがイヤなのです。だってぬれてるし、ヌルヌルしてるし、ムシばっかり食べるし……。それよりも、もっとかわいくて、フサフサの動物になりたいのです。ないしょのおともだち
作者 ビバリー・ドノフリオ 絵 バーバラ・マクリントック  訳 福本友美子 

マリアとネズネズは、おなじ家にすむ、ないしょのおともだち。あるばん二人は、思いきってベッドをぬけだし…。細部まで描きこまれた遊び心いっぱいの絵と、とびきり愉快なお話。何度も読み返したくなる絵本です。くまとやまねこ
作者 湯本香樹実 絵 酒井駒子

だって、ぼくたちは ずっとずっといっしょなんだ―― 突然、最愛の友だち・ことりをなくしてしまった、くま。かなしみのあまり、くまは、くらくしめきった部屋に閉じこもってしまいます。けどくまにも、花咲く時は訪れて…大人にもおすすめしたい感動の絵本です。よるくま
作絵 酒井駒子

あのね きのうのよるね、うんとよなかに かわいいこが きたんだよ。トントンて ドアをノックして...お母さんと男の子のふんわりとした優しい会話で繰り広げられるお話です。ばあばは、だいじょうぶ
作者 楠章子 絵 いしいつとむ

認知症になってしまった大好きな祖母の姿を、小学生の男の子の視点から描いたベストセラー絵本です。ちょっと気弱な小学生の翼は、どんなときでも励ましてくれるばあばが大好きでした。しかし、ばあばは最近「わすれてしまう病気(認知症)」にかかってしまい、何度も同じ質問を繰り返したり、得意だった編み物もできなくなったりしていた。優しかったばあばがなんだか怖くなり、近づけなくなってしまう翼。 ある日ばあばが靴も履かずに家を出て行ってしまい……。 

もうぬげない
作者 ヨシタケシンスケ

この本は国内や海外からも高く評価されている作品です。身近で起こりうることをとてもユニークに、そして面白くストーリー展開されています。想像の世界がどんどん広がっていく、とても可愛い絵本です。

星の王子さま
著者 サン=テグジュペリ 訳者 内藤 あいさ (著)

砂漠に不時着した飛空士が、宇宙のどこかの星からやってきた小さな王子さまと出会います。年は重ねても、どこか大人になりきれない部分を残した飛行士は、王子さまと過ごすうちに生きる上での大事なことを思い出します。しかし2人にも別れがやってきて……。フランスの作家であり飛空士でもあったサン=テグジュペリによって書かれた『星の王子さま』。子ども向けに書かれた童話ですが、大人だからこそ響く生き方のエッセンスが詰まっている作品です。

世界が愛した絵本

テレビ朝日で紹介されている絵本のバックナンバー

MilK MAGAZINE JAPON

ミルク絵本ガイド

日本の小さな生きものイラスト作家 

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